1・2話の簡単な解説、感想と人物紹介等をしていきます。考察好きには結構面白そうなアニメかも。
1~2話見たところ、科学×オカルトがテーマのミステリーって感じのアニメです。
OPの雰囲気やタイトルロゴのセンスがシュタインズゲートやカオスヘッドっぽいですが、何か関係ある作品なのかな。
簡単なあらすじ
オカルト板まとめブログ「キリキリバサラ」の管理人・我聞悠太は、超常現象を科学的に論破する日々を送っていた。ある時から、彼のもとにオカルト関連の人間が集い始めた。そして、彼らの周囲で起きるささやかな違和感は、やがて大きな事件へと発展していった-
オカルトを科学的に研究しているらしい大学教授『橋上諌征』が何者かに殺害される事件から物語は始まります。
事件に関わる複数のキャラの視点で同じ時間軸上に物語が展開されていきますが、しょっぱなから情報量が多く、キャラごとの時系列が前後している上、いきなり謎が謎を呼ぶ展開なので初見だと全然意味がわからないと感じると思います。私は1~2話見た後、もう一度1話を見返してようやく話が少し見えてきました。
ホラー的要素も強く、頭皮ごと剥がされた髪の毛が郵便受けに突っ込まれてたり、結構猟奇的なシーンがあります。
1話はヒロインと主人公のウザさ、そして導入部の意味不明さもあってとっつきづらいアニメだと感じるかもしれませんが、2話まで見た感じこれから面白くなりそうな雰囲気があるので、第1話見て微妙だと感じた人も3~4話くらいまで見てから判断すると良いと思います。
登場人物の紹介
1、2話で登場したメインキャラの簡単な紹介と重要そうな事柄、これまでに分かっている各キャラクターの情報の整理をしていきます。既に放送されている範囲から分かる情報なので、すでにアニメを見ている方はネタバレを気にしなくて大丈夫です。
我聞悠太(がもん ゆうた)
『キリキリバサラ』というまとめサイトを運営しているという高校生。
アフィカスな上に、ネットスラング連呼でちょっとウザい騒がしいノリなので、視聴者のヘイト溜めそうなタイプのクズ系主人公。リゼロのスバル並に嫌われそう。
1話で橋上教授にアポ無しの突撃インタビューを敢行するが、教授は研究室で何者かに殺害されており第一発見者になってしまった上、うっかり凶器にも触ってしまう。
橋上教授は『CODE』というダイイングメッセージを残している。
その時、カバンの中から謎の少女の声が聞こえ、この状況から助かりたければペンチで教授の金歯を引き抜けと命じられる。引き抜いた金歯は何かの鍵になっており、図らずとも事件に関わることになってしまう。
成沢稜歌(なるさわ りょうか)
主人公の我聞悠太と仲が良いJKで多分メインヒロイン。そして、最初に目につく特徴は巨乳を通り越しメロンのように異常に肥大化した奇乳…ヤバ過ぎる(; ・`д・´)
これは別に作画ミスとかじゃなくて、だいたいどのシーンもこの大きさ。
見た目のインパクトだけではなく、会話のノリも頭がちょっとユルい感じでこれまた視聴者から嫌われそうなタイプのヒロイン。
いつも謎の光線銃を持っており、度々我聞悠太を感電?させているが、どういうテクノロジーかは不明。
紅ノ亞里亞(くれないの ありあ)
『紅の館』を運営しており、呪いの代行を行う黒魔術師の女の子。ただの中二病患者というわけではなく、実優羽曰くその力は本当らしい。
重度のブラコンだったらしく、過去に医療ミスで死亡した兄のミイラ(死体)を霊安室から持ち出して一緒に生活していたことがあるらしい。
本人のフェイスブックの内容はかなり異常。
紅ノ館に現れる『悪魔』と呼ばれている言葉遣いの荒い謎の透明人間。
会話の内容からこの謎の男がアリアの呪いの正体らしいが、殺しはしないという約束になっているらしい。
1話で喪黒福造を名乗る謎の人物に橋上教授への呪いを依頼される。
紅の館の郵便ポストに殺害された橋上教授の頭皮と髪の毛が突っ込まれていた。
黒魔術の行使に対象者の頭髪が必要なことから、上記の橋上教授への呪いを依頼した人物の仕業と思われるが、何故既に死亡している人物への呪いを依頼するのか意図は不明。罪を被せる為だろうか?
相川実優羽(あいかわ みゆう)
ニコ生で活動するアイドル占い師で、悠太と同じ学校に通っている。人気が高く学校では親衛隊に囲まれている。本人自体はイメージと違い真人間っぽい。
占いはインチキではなく本当に断片的な未来のヴィジョンが見えるらしい。実際に橋上の息子に父親と会えなくなる(何者かに殺害された)という予言を的中させる。
2話で実優羽に否定的なリスナーに10年後を占って欲しいと言われ「大きなコンピュータに関わる人生を送っている」と予言する。
しかし、そのリスナーは「隠していたが、俺は余命幾ばくもない末期がん患者なのだから10年後の未来が見えるはずなど無い!お前のインチキを暴いてやった」と逆上される。しかし、実優羽は本当にスーパーコンピュータのイメージが見えていたようである。これらのイメージが何を意味しているのかは不明。
よく見ると滅茶苦茶髪の毛長いw
橋上サライ
上述の殺害されてしまったオカルト研究家で大学教授『橋上諌征』の息子。大学生をしているらしい。父との関係はあまり良くないようだ。
理屈っぽい性格のようで、占い師の相川実優羽のニコ生で「近々、父と会えなくなるからちゃんと話をした方がいい」という助言をされ激昂、生放送中に占いはインチキであると論破した。しかし、皮肉にもその予言は的中してしまった。
澄風 桐子(すみかぜ とうこ)
オカルト雑誌『ムムー(ムーがモデルと思われる)』の編集者。
オカルト関連の事件を追っている。例の殺害された橋上教授を尊敬しており、亡くなったことを非常に残念がっていた。
西園梨々花(にしぞの りりか)
橋上サライと同じ成明大学文学部に通うミステリアスな女性で、女性向けのちょっと猟奇的な成人向け同人誌を描いている所謂BL同人作家。
事件との関わりは不明だが、殺害された橋上教授の死に方が彼女の同人誌に出てくるシュチュエーションにソックリだったらしい。
1話の冒頭、大学構内で橋上サライに「悪魔に食べられちゃったのかな?それともこれから食べられちゃうのかな?ふふふ…」という意味深な言葉を呟くが…。
森塚駿(もりつか しゅん)
アニオタの刑事でICPOの銭形警部に憧れているらしい。
上述の西園梨々花の同人誌の内容と今回の橋上教授の事件の類似点をヲタならではの知識で看破した。
以上がメインキャラクターの紹介になります(。・ω・。)
それぞれの人物が別視点で事件に関わっていく構造になっていて、おそらく複数の登場人物の持つ情報を繋ぎ合わせていくと、事件の真相が見えてくるというタイプのアニメなんじゃないかと思います。
好き嫌いが分かれそうなタイプのアニメですが、結構面白そうなので、ホラーやオカルト、考察が好き、シュタゲ好きという方は是非見てみては如何でしょうか。