SubCul 88 Channel

アニメの感想やゲームの攻略情報が中心です。

俺ガイル2期から見始めた人の為に1期のあらすじ、ストーリーを解説


大人気のラノベ原作アニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」(略称:はまち、俺ガイル)の2期が放送スタートしましたが、視聴者の中には1期を見ていない方もいると思います。

そこで、知っておいた方がより2期を理解できる1期の大まかなストーリーと要点をヒロイン2人に絞って解説したいと思います。

f:id:mikiy666:20150410094427j:plain

1期と2期ではキャラクターデザインが大分違いますね。

 

あらすじ

高校入学早々、犬を助けたことで交通事故に遭い入院してしまい友達を作る機会を失ってしまった主人公・比企谷八幡は友達作りを諦め、ボッチな高校生活を送ることを決意します。

それに見かねた生活指導担当の教師・平塚静は比企谷八幡に雪ノ下雪乃の所属する「奉仕部」(いやらしい意味じゃないよ!)への入部を命じます。

奉仕部とは、その名の通り他の生徒の相談にのり問題や悩みを解決してあげる部活動です。そこで部員の雪ノ下雪乃、相談に訪れた由比ヶ浜結衣と出会います。

基本的に1期は主人公である比企谷八幡とダブルヒロインの由比ヶ浜結衣、雪ノ下雪乃の3人+サブの登場人物の人間関係がメインに描かれていきます。

 

二人のヒロインとの関係

雪ノ下雪乃は自分を曲げない芯の通った性格のヒロインですが、理屈っぽく、表面上の人付き合いを嫌い、その堅物な性格も災いして人間関係はあまり得意ではないようです。作中に由比ヶ浜以外の生徒と仲良く話す描写は殆ど出てきません。

ある意味、八幡と似ていると言えるかもしれません。

人と打ち解けることが苦手な雪ノ下雪乃は、最初は奉仕部に入った八幡を煙たがり、見下すように八幡と接します。

しかし、奉仕部で行動を共にするにつれ、次第に八幡の人間性を理解し、少しづつ打ち解けてゆきます。(表面上はいつもツンツンしていますが)

f:id:mikiy666:20150410091602j:plain

※文化祭が終わった後の下校のシーン。照れながら「じゃあ、また…」と八幡に別れの挨拶をします。雪乃の1話からの心情の変化を表す大事なシーンです。

この時点では、雪ノ下雪乃が比企谷八幡にどういった感情を抱いているかは判明していません。あくまで、読者の推理や想像にまかせている状態です。

 

一方で、由比ヶ浜結衣(あだ名はガハマ)は明るく誰とでも仲良く出来る器用な性格ですが、他人の顔色をうかがい自分を表に出せない臆病な面もあります。

雪乃とは違い比企谷をヒッキーと呼びフランクに接します。さらに、1期の後半で八幡に好意があることをさり気なく伝えるシーンがあり、八幡に好意を持っていることが明確に作中で描かれています。雪ノ下雪乃と大きく違う部分ですね。

f:id:mikiy666:20150410091545j:plain

※由比ヶ浜が「だから、好きな人には自分から行くことにしたんだ」と八幡に伝えるシーン。「誰が誰に対して」という主語がありませんが、明らかに八幡に対しての言葉でしょう。八幡はこの時点で自分に好意を持っていることを薄々気づいているようです。

前述の交通事故で、八幡が由比ヶ浜の飼い犬サブレを交通事故から救ったことがキッカケになっており、実は既に物語のスタート時点で淡い恋心を八幡に抱いています。

他人の好意に対して臆病な八幡は、由比ヶ浜がボッチの自分に優しくすることに対し「自分のせいで交通事故に遭い、ボッチにさせてしまった負い目があるから」と考えており、

由比ヶ浜に対し「負い目なんか持たなくていい。俺に気を使っているなら俺に優しくしなくていいから」と語るシーンがあります。

しかし、由比ヶ浜は「それは違う」と、ハッキリ否定します。

ちなみに、入学当日、サブレを庇った八幡を轢いた車には実は雪ノ下が乗っており、その事実は後々の雪ノ下と八幡の関係に変化を与えることになります。

 

余談ですが、1期でクラスの人気者で雪乃の幼なじみの葉山隼人と雪乃の間には過去「何かあった」ことが匂わされるシーンがあります。

幼なじみの割に雪ノ下が葉山にどことなく冷たいのはそれが原因と思われますが、ハッキリとは描かれていません。葉山は雪乃に負い目を持っているようにも見えます。

おそらくですが、昔いじめられていた雪乃を葉山が見て見ぬふりをしたんじゃないかなぁと個人的に予想しています。