中国のゲーム会社Happy Elementsが出資、制作はセブン・アークス・ピクチャーズです。
中国資本とはいっても、もちろん政治的要素は皆無。主要アイドルメンバーが中国人と日本人で構成されているというだけで、変なプロパガンダ等は出てきませんので安心して見ることが出来ます。
このアニメの特徴として、前半部分は普通の学園アイドルアニメ、後半部分が声優さんによる登場人物の解説や中国語講座等のトーク番組で構成されています。
アニメの概要
物語はVR世界でのアイドル活動がメジャーになった近未来。
公海上にある人工島と天然の島を連結させたビギニング島という島が舞台で、そこにあるアイドル養成学校・私立華音学園という学校に通うStarRing(スターリング)とShadow(シャドー)という2つの3人組アイドルユニットを軸に話が展開されていきます。
スターリングは白を基調とした衣装で、シャドウはメタル系らしく黒と赤を基調とした衣装。ベイビーメタルみたいなイメージなのかな。アニメ内の描写だと、若干シャドウの方が格上っぽい扱いです。
2つのグループはライバル関係ではあるものの仲が悪いというわけではなさそう。リーダーの林と未来はちょくちょく喧嘩してるけど。
余談ですが、アニメ内でのスターリングの発音がスターリンって聞こえてしまってどうしても笑ってしまうw
簡単なキャラクター紹介
スターリング(スターリング)
林 薇薇(リン ヴィヴィ)
cv:豊田萌絵
素直で明るいStarRingのムードメーカー。カラオケで鍛えた歌唱力で、チームのセンターを担う。中国上海出身。中国で凱旋ライブをするのが夢。性格的には穂乃果タイプ。
服部 惺梛(はっとり せな)
cv:早瀬莉花
メンバー内 最年長 自称StarRingのリーダー。知的なお姉さん的な見た目とは裏腹に実は天然キャラ。レゴブロックが趣味で、作れないものはないと豪語している。
早川 心桜(はやかわ ここな)
cv: 木村優
アイドルらしい可愛さにあふれた女の子。舞台俳優だった曾祖母に憧れアイドルを目指す。笑顔の裏には、誰にも負けない強い気持ちを秘めている。中国留学経験あり。語尾に「にゃー」を付ける癖がある。
Shadow(シャドー)
梶原 未来(かじわら みく)
cv:相良茉優
最年少にしてShadowのユニットリーダーを務める、常に丁寧語の真面目でしっかり者の女の子。大人ぶっているが、時折子供っぽいところも。最年少でもツッコミキャラ。泳ぎは大の苦手。
羅 雨照(ラ ユチョウ)
cv: 青木瑠璃子
アイドルになりたいけど、努力はしたくない? グータラ女子。寮の部屋も他のメンバーが片付けてくれている。ペットのハスキー犬と大の仲良し。中国大連出身。
星 七海(ほし ななみ)
cv:小原莉子
ちょっと恥ずかしがり屋で、人見知りな乙女系女子。フィギュアとグッズ集めが趣味でプログラミングが得意なインドア派。視力がいいのにときたまメガネ着用。ちょっと鈍くさいところがある。
キャラデザはかなり可愛いと思います。個人的にはラブライブやアイマスより好き。
ただ、ストーリーは割と平凡。特に盛り上がるような場面もなく淡々と進行していく感じであまり印象には残らないかな…。
一応、主要メンバーが足を痛めたり挫折したりと山場はあるものの、取ってつけたような印象でイマイチ。
ちなみに同じ内容で中国のビリビリ動画でも同時に公開されているらしく、中国語版は「星梦手记」というタイトルのようです。日本のアニメとちょっとノリが違うのはそういう事情もあるのかもしれません。
敢えて、日本と中国のユーザーのオタク的感性の違いを楽しんでみるというのも面白いかもしれません。
でも、シュールなシーンは結構あったりします。
特に笑った特訓場面がコレ
数百キロはありそうなダンプのタイヤをお腹に乗せて発声練習。
プロレスラーでも育成してるのかw
しかも、一番重さのかかってる真ん中より端っこの子が先にリタイヤするという。
冒頭でストーリーは平凡と言ったけど、3話で怪しい女装男子?みたいなのが出てきたし、これから盛り上がりを見せるかもしれないので最終的な評価は保留。
キャラクターはほんとに可愛いので、キャラデザに魅力を感じたら見てみる事をオススメします(。・ω・)ノ