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コードヴェインが面白い!プレイしてみた感想【評価・レビュー】


バンナム発の死にゲー、CODE VEIN(コードヴェイン)を購入したので意識していると言われる本家ダクソと比較しながら感想を述べていこうと思います。

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目次

 

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システムはダクソ、雰囲気はゴッドイーター

死にゲーというジャンルだけあってゲームシステムや戦闘はフロムソフトウェアのダークソウルやブラッドボーンをかなり意識した作りになっている。

ダンジョン探索型のアクションRPGでヤドリギと呼ばれるセーブポイントはまんま篝火だし、不意打ちっぽい敵の配置など随所にダクソの影響が見られる。

だが、雰囲気はぜんぜん違う。どちらかというと同社のゴッドイーターを思わせる中二感のある世界観だ。

3Dモデルが似ているというのもあるが、イベントシーンだけを見ているとゴッドイーターの新作か!?と思ってしまうくらい雰囲気は似てるw

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GEのシオを思わせる謎の少女

 

舞台が中世ではなく世紀末な感じの現代っぽいということもあるかもしれない。

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崩壊したコンクリートの建物からも崩壊後の近未来を思わせる

 

設定としては、大崩壊を引き起こした化け物(後に語られると思う)と戦うために作られた人造の吸血鬼が主人公達のようだ。

心臓を破壊されない限りは何度でも蘇る事ができるが、瘴気を吸うと堕鬼(ロスト)と呼ばれる存在(亡者みたいなもの)になってしまう為に戦闘エリアではマスクが必要という設定。

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世紀末風な現代+吸血鬼ということで、なんとなく終末のセラフを思い出したw

フォールアウトやゴッドイーター等崩壊した世紀末系現代が好きな自分としては非常に好きな世界観。

 

序盤の武器も鉄パイプとかコンクリート塊とか現代感溢れるものが多い。

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フォールアウト感のある鉄パイプ

 

鉄パイプでは心もとないので途中拾ったバヨネット(銃剣)を装備した。

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近接攻撃だけでなく射撃による遠距離攻撃も出来るスグレモノだ。

 

死にゲーと謳っている為、どうしてもフロムソフトウェアのダクソやブラボと比べられがちだが、かなり違う部分が多いので別のゲームと考えたほうが良いだろう。まぁ、オマージュというだけで別ゲーなので当然だが。

ただ、けしてフロムの死にゲーに劣っているという意味ではなく、仁王とダクソが違うようにフロムの死にゲーを意識しながらも独自の要素を上手く取り入れバンダイナムコ独自の高難易度アクションRPGとしてしっかり成立している。

 

難易度は高めだが、バディが強い

基本的にダークソウルを意識しているので、これらをやり込んだ方はすんなり入れる操作性。ローリングはもちろんバックスタブやパリィみたいなものもある。デフォルトのキー配置は仁王っぽい。

モーションや敵のリアクションは本家と比べると軽いというかやや安っぽくも感じるが、アニメ調なヴィジュアルということもあってそんなに気にならない。

マップはシームレスで繋がっており割と上下に入り組んでいて立体的になっている。もちろん転落死という要素もある。

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殆どのマップがシームレスで繋がっている

 

敵は結構強くソロ前提で考えた場合は難易度はかなり高いゲームと言える。

ただし、ダクソやブラボとコードヴェインの大きな違いとして自分専属の相棒、バディと呼ばれるNPCと基本一緒に行動することになる。

ダクソ等にもNPCは居たが、あくまで一時的な助っ人という位置づけで常時行動を共にするということはなかったが、こちらは逆にバディとのチームプレイが攻略の基本のようだ。

フリヲのアクセサリ、SAOFBのアファシスをイメージしてもらうと分かりやすいだろう。

(ただし、バディはキャラクリ出来ない)

このバディがかなり強く、バディにタゲを取らせて後ろから殴ったり自分がタゲをとってバディに殴らせたりしていれば強力なボスも案外倒せてしまったりする。

しかし、ソロで挑むとかなり手強いのでバディ込みでの難易度調整になっているのだろう。

バディは一人一人戦闘スタイルや性格が違う。攻略中にちょくちょく話しかけてくれるのでマルチプレイをしている気分になれる。

 

難易度は高いと言ったが、上で述べたようにバディが強い為、案外バディとの協力で何とかなってしまう局面も多く死にゲーと言われるほど難しくはないかもしれない。序盤~中盤だけかもしれないが。

 

バディ前提ということもあってか、ダクソと比べると複数の敵を一度に相手にしなくてはならない場面も多いので序盤と言えどバディだけに戦わせていてはあっという間に倒されてしまう。

ダクソのように敵の動きをしっかり覚えて攻略していくよりスキル構成やバディとの協力に比重が置かれていて、やや戦闘は大味な印象を受けた。

エスト瓶のような要素で再生力という回復手段があるが、バディも自分も回数は有限なので極力ダメージを受けないようなプレイが重要になってくる。

ソロでプレイするとかなり高難易度、バディ込みならそこそこの手応えといった印象。基本的にバディを前提にしたゲームだと思うので、意外とアクションが苦手なライトゲーマーでも遊べるかもしれない。

ただし、後半もそうであるかは保証できない。

 

成長の自由度はそれほど高くない

ダクソやブラボは自分のスタイルに合わせてステータスを自由に割り振ることが可能だが、コードヴェインはステータスを自由に割り振ることは出来ない。

その代わり、他のRPGでいうところのジョブやクラスにあたるブラッドコードというものがあり、これの付け替えによってステータスや戦闘スタイルを変更することができる。

ブラッドコードは使い込むことで成長し、マスターするとそのブラッドコードの練血(スキルのようなもの)を他のブラッドコードで使うことが可能になる。FF5のジョブシステムみたいな感じ。

 

敵を倒すことでヘイズと呼ばれるものを獲得する。

これを消費してレベルを上げたり、練血(スキル)の獲得やアイテムの購入等ができる。

死んでしまうとヘイズをその場に落としてしまうが、上手くそこまで戻って回収できれば落としたヘイズは失わずに済む。ダクソでいうソウルのようなものと考えると分かりやすい。

 

ちゃんとストーリーがある

コードヴェインはしっかりとしたストーリーが存在する。

ダークソウルのようにキャラクターの思わせ振りな会話から断片的に物語を想像するといったものではなく、攻略の要所にイベントシーンが挟まれ少しづつ世界の謎が明らかになっていく。

ゴッドイーターのように背景や物語の目的がしっかり語られていくので、アイツの目的は結局なんだったんだ?みたいなことは無い。

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キャラメイクはかなり良い

別の記事でも紹介したが、顔のベースパターン自体はそれほど多くはないものの、まつ毛や眉毛、メイク、体型、瞳、肌の色等かなり細かいところまで調整できるようになっているので自分好みの主人公が作れる。

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アクセサリーや服装も細かくアレンジすることが可能

同じ顔のパターンを選択してもまつ毛や瞳のデザイン、黒目の大きさ等を変えることで大分印象が違ってくる。

アクセサリーも豊富にあり、服装のカラーリング等も自由に変えられる。

 

とりあえず、自キャラはこんな感じに作ってみた。

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パーツや髪型も結構いいものが多いので美男美女が作りやすい。

 

キャラクリゲーが好きな方は自分で作ったキャラクターを動かしているだけでも楽しめるかもしれない。

流石にオンラインゲームであるPSO2には及ばないが、組み合わせのパターンは無限と言えるレベルなので他のプレイヤーと外見がかぶるということはまず無いだろう。

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ミッション中の強制ガスマスクの要素は顔が隠れてしまうので人によっては好き嫌いが分かれそうだ。

 

総評としては良ゲー

序盤~中盤をプレイした全体の印象としては普通に面白い!

バディと協力しながら強敵を倒し、複雑に入り組んだステージを少しづつ攻略していく楽しみはこのゲームならではのものだ。世界観が中世ではないというところも新鮮に感じる。

個人的にはどストライクで80点以上は付けられるかな。

あくまでダクソ、ブラボとは別と考えれば良ゲーなので、気になっている方は是非買ってみるといいと思う。

雰囲気や世界観がゴッドイーターに激似なので、GEの代り映えしないゲーム性に飽きてたけど、あの世界観は好きだという方に特にオススメできるかもしれない。

またゲームをクリアしたら改めて全体を通した感想を述べたいと思う。