発売から物議を醸していたサイバーガジェットのPS4用のセーブエディターですが、無事PS4の最新アップデート4.50により使えなくなったようです。
※2018年12月で完全に販売終了になったようです。
発売直前はAmazonランキング1位を獲得するなど話題になったセーブエディタですが、発売後は購入者によるアクセスの殺到でサイバーガジェットの貧弱なサーバーがダウン。購入者による「使えねーぞ!」と容赦のない☆1評価の嵐でチート界隈は荒れていました。
その三日後…なんとSONYの無慈悲なアップデートによりツール自体が使用不能という事態になります。
8000円で使えないチートツールを掴まされたキッズ達は大激怒、Amazonレビューがさらにとんでもない事になっています。
そして、販売自体も一時中止に…
利用不可!!
この商品の販売再開日は未定です。
…( ゚д゚)ポカーン
購入者たちの怒りの声
セーブエディタとは
簡単に言うと、セーブデータを色々といじれるようになるツールのことです。
ただし、純粋なチートツールとは違いあくまでセーブデータをいじるだけなので、数字をいじることしか出来ません。キャラクターの外見を変えたり無敵チートや壁抜け、即死チート等は使えません。
ただ、キャラクターのステータスや装備の数字を弄れるので、武器の攻撃力やステータスをありえない数字にしたりすることは可能。実質的にチートに近いことが出来ますので、広義の意味ではチートツールと言えるでしょう。
それをオンラインに持ち込むことはマナー違反はもちろんPSNの規約違反による垢ban、場合よっては刑事罰を受けることもあります。
チート行為は何で嫌われてるの?
一生懸命育てたりトレハンしたキャラでオンラインの協力プレイに行ったら、始めたばかりのプレイヤーにあり得ない強さのキャラ(明らかにデータを改造している)で俺TUEEEEEされた。
対戦ゲームで一生懸命練習して強くなったからオンライン対戦に行ったら、相手プレイヤーに(チートで)一撃で倒された。
こんなことされたら誰だって嫌な気持ちになりますよね。
あくまでゲームは公平な環境で戦うから面白いのであって、ズルして勝っても面白くないですよね。やられた側は不快ですし、チートが蔓延すればオンラインの過疎化を招きます。
オフラインでやるならいいじゃん
その通りです。
誰にも迷惑をかけないように使うなら人の勝手という意見もあるでしょう。
しかし、残念ながらオンラインで使うプレイヤーが後をたたないのが現状です。
人の心は弱いもので「チートが出来る環境」になってしまうと、駄目だとは分かっていてもついついやってしまうものです。そして、一度"誰でも簡単に"勝てる優越感を得てしまうと、タガが外れてしまうものなんですよね。
(まぁ、中には初めからオンラインで俺TUEEEEする目的の為に買う方もいると思います)
それに、ネットに繋げなかったスーパーファミコンや初代PS時代と違って、今のゲーム機は基本オンライン前提ですし、シングルプレイてもオンに常時接続するようなゲームが増えているので、オフラインでしか使わないという言い訳も通じなくなっています。
そもそも、ソニーはハードウェアに改造を施すことや許可していないツールの利用は禁止していますので、それが原因で垢banや本体banをされても文句は言えないでしょう。
チート、ダメ!ゼッタイ!
というわけで、これまでチートが皆無だったPS4のセーブエディタによるチート蔓延は既の所で食い止められたわけですが、サイバーガジェットもツールを販売した以上、バージョンアップに合わせ対応していくものと思われますので、今後のSONYの対応に期待したいところです。
追記:
喜びもつかの間、あっさり4.50に対応してしまったようです。
既にオンラインにチーターと思われるユーザーを確認しているので、ソニーには違反者の垢ban等の対処をしっかり行ってほしいですね。
今後はソニーとサイバーガジェットのイタチごっこが始まる予感…。
個人的にはキリがないので可能であれば、サイバーガジェット自体に法的措置を取ってもらいたいところです。
まぁ、ゲーム会社、ソニー共に不利益を被っているのにやらないということは、おそらく出来ないということなんでしょうが…(´・ω・`)