PS4版ペルソナ5豪華版を買ったので、感想を書いていきます(´・ω・`)ゞ
※追記 何と、初週でシリーズ最高売上の33万7000本売れたらしいです( ゚д゚)スゴイ!!
目次
私が買ったのは、PS4版・ペルソナ5DL版の20thアニバーサリー・エディションです。
PS Storeスペシャルエディションと通常版の内容の違いとして以下の特典が付いてきます。
・ペルソナ4 ゲーム内コスチューム&BGMスペシャルセット
・ペルソナ3 ゲーム内コスチューム&BGMスペシャルセット
・オルフェウス&オルフェウス・賊神 セット
・イザナギ&イザナギ・賊神 セット
・ペルソナ20thアニバーサリー・オールタイムベストサウンドトラック
・20thスペシャルエディション限定テーマ&アバター2種セット
スキルカードセットは予約特典なので通常版でも付きます。
DL版なのでアートブック等は付いてきません。
ちなみに、入手したゲーム内DLCは自宅の段ボール箱から取得できます。
P3・P4の衣装は日常モードではなくパレス内で反映されます。コスチュームは防具とは別なので見た目が変わるだけですね。
DLCのペルソナは初めから20~30Lvと高レベルで強力ですが、Lvを満たしていなくても召喚可能です。早い段階で使えるようになるので序盤を楽に進めるかも。
ただし、覚えるスキルが強力な分、消費SPがデカいのですぐガス欠になります。
ゲームの概要
ペルソナ5はアトラスの女神転生シリーズの外伝として発売されたRPGの5作目です。
主人公達はペルソナと呼ばれる特殊な力を宿した心の怪盗団として、日常で起こる謎の怪事件の解決に挑みます。
本作では主にNPCと会話をして絆を深めたりするAVG的な日常パートと、パレスと呼ばれるダンジョンを攻略していくRPGパートに分かれています。
パレス攻略がゲームのメイン目標となりますが、一つ一つのパレスは入り組んだ構造をしており非常に長いので、日常パートをこなしながら複数日に分けて少しづつ攻略していきます。
パレス攻略には日数制限が設けられており、その期間内に攻略できないとゲームオーバーになってしまいます。なので、無為に日数を潰していくと攻略不可能という事態になりますのでペース配分は重要になります。
とはいっても難易度変更機能がある上、結構余裕のある日数設定なので詰むということはそうそう無いと思います。
パレスの構造は中々凝っていて、仕掛け等もあるので面白いです。
音楽・演出・グラフィック
演出面はさすがペルソナといった感じでスタイリッシュで格好いいです。
戦闘や会話の際に入るカットインや2Dイラストはセンス抜群で非常に綺麗。
総攻撃後に入るフィニッシュ時のイラスト演出
赤と黒を基調としたハイセンスなOPやUI、タイトル画面もセンス抜群。ロード画面ですら、ロードしていることを感じさせないくらい演出がオサレ。
無駄にスタイリッシュなインターフェースなので、ペルソナシリーズ初めての人はちょっと分かりにくく感じるかもしれません。
ステータス画面や戦闘画面もオサレ過ぎて慣れるまでは少し見辛いです。
グラフィックに関しては4より進化していて、キャラクターのモデリングがデフォルメからリアル頭身に変更され、モーションも細かくなっています。ただ、3Dグラフィック自体はPS4の最近のゲームとしてはショボ目。
ヴィジュアル面でPS3版とPS4版ではそれほど違いが見られません。
ロード時間・読み込み
PS4版ですが、特に問題なし。
せいぜい3~4秒程度、長くても数秒程度です。特にストレスは感じません。
しいて言うなら戦闘後のリザルト画面を飛ばせると良かったかな。
※追記 △ボタン長押しで早送りは可能
実在の町並みを再現
個人的に一番嬉しかったのはこの部分。
これまでのペルソナシリーズでは架空の都市が舞台でしたが、今作からの特徴として、実際の東京の町並みがリアルに再現されています。
三軒茶屋(ゲーム内では四軒茶屋)や渋谷駅周辺等ほぼそのまんまです。路線の乗り換えなども現実とほぼ同じ。
多少アレンジされていますが、地元民ならここ知ってる!ってところが結構ありますので都内在住の方はニヤリとする場面もあるのではないでしょうか。
何故か、実際の名称と架空の名称が混じっています。
(主人公の学校や喫茶店等が実名だと聖地巡礼されて迷惑がかかるからとか?でも、三軒茶屋とかセンター街は実名でも問題ないような…)
ボリュームは多め
まだ序盤ですが、ボリュームは結構ありそうな雰囲気です。
最初のダンジョンをクリアするだけで10時間以上かかりました。
P4でも割とそうでしたが、今回は特にチュートリアル…というか導入部が凄く長いです。
自由にあれこれ出来るようになるまで結構長いので、この辺りはJRPG慣れしてない人にはツライかもしれません。
ただ、ストーリーは序盤から引き込まれる展開で凄く面白いので退屈とは感じませんでした。従来のペルソナファンなら問題ないと思います。
序盤は随所で美麗なムービーアニメが入ります。
暗くシリアスなストーリー
先が気になる展開で非常に面白いです。
PVはポップで明るい感じですが、今回はいつもより暗めのストーリーで、特に序盤は結構胸糞話が続きますのでP4みたいな話を期待するとアレ?と思う方も居るかもしれません。生徒の自殺とか教師のレ○プとか生々しい展開があります。
ネタバレになるので詳しくは伏せますが、最初のパレス攻略対象となる鴨志田先生が極悪過ぎて陰鬱な気持ちになります。
主人公も前歴持ち(正当な事情あり)の不良扱い。周りの大人たちから厄介者扱いされていて過去最高に扱いが悪いです。
個人的には好きなストーリーですが、P4あたりから入った人は好みが分かれるところかもしれません。
登場人物・キャラクター
3以降のペルソナはキャラゲーとしての側面もあるとおもいますが、5でもそれは健在です。
メインキャラも魅力的なのですが、今作は特に脇役に魅力的なキャラクターが多いと思いました。
薬を売ってくれる女医の武見妙(下)と棋士・東郷一二三(上)
特に女性キャラのパンクロッカーな女医と女流棋士の一二三さんは人気ありそう。
ちなみに、これらのNPCとはコープランクを上げていくと恋人関係になることも可能です。浮気で修羅場になるイベントもアリ!
敵になるキャラは結構クズ度が突き抜けていて、多くのプレイヤーが「こいつマジでブッ○してぇ!!」ってなると思います。某掲示板でも鴨志田のクズっぷりが話題になっていますね。
プレイヤーのヘイトを一身に集める鴨志田教諭
ペルソナシリーズでは伝統的にクズ教師が登場しますが、今作では大抵の教師が嫌なやつです(´・ω・`)担任の先生すらも…
まぁ、担任はコープ上げていくとデレるらしいですが(笑
戦闘システムとパレス攻略
戦闘システムはP4と似ています。
今作からは昔のシリーズにあった悪魔会話が復活しており、シャドウの説得に成功すると、アイテムやお金、ペルソナが手に入ります。
戦闘システムは分かってくると、相手の弱点をついてダウン→総攻撃でフルボッコって感じなので、雑魚戦はずっと俺のターンでやや単調に感じるかもしれません。
ただその分、敵の攻撃力は高めに設定されているので、一つのミスが全滅に繋がったりもします。
ダンジョンパートでは警戒度やカバーアクション等、怪盗らしいステルス要素があります。メタルギアソリッドの潜入を凄く簡易化したような感じです。
敵に発見され警戒度が上がると敵の数が増え攻略難易度が上がり、100%になると強制的にパレスから撤退になります。
戦闘は従来通りのターン制バトルでシンボルエンカウントですが、敵に見つからずに背後から不意打ちすると必ずバックアタックを取れるので戦闘を有利に運ぶこと可能です。
以上のシステムから、今作では基本的に物陰に隠れながら暗殺者のごとく背後から敵を殲滅していくプレイが基本になっていきます。
これらのステルスアクションはそれほど本格的なものではなく、ワンタッチ操作で簡単に行えるのでライトユーザーの方でも問題はないと思います。
世間の評判は?
アマゾンの評価を見る限りファンからの評判は概ね上々のようです。
Amazonレビューから良い~悪いまでの評価をいくつか抜粋して紹介します。
良ければ、参考にしてください。
良い評価
普通の評価
悪い評価
総評
結論を言うと、今回の新作P5は従来のファンなら買いだと思います。
(新規の方はペルソナシリーズ自体がアクの強いゲームなので、どういう作風かよく調べてから買ったほうがいいかも)
前作P4Gも名作でしたが、今作はさらに全体的にパワーアップしており特に目立った問題点も見当たりません。
ペルソナシリーズの売りであるストーリーやキャラクターも魅力的です。
しいて言うなら、パレス内での操作性と一部カメラワークが若干悪いかな…。コンフィグである程度調整できますし、気にならない人は気にならないレベルです。
あと、今作は1や2の頃に回帰したような結構陰鬱なシナリオなので、そういうのが苦手な人は居るかもしれません。
まさに8年の時を経たペルソナの集大成といった感じで、前作が楽しかったという方は間違いなくハマると思います。
プレイしていて気付いたことがあれば追加していきます(´・ω・`)ノ